自動ジャズアレンジ

研究概要

この研究では、ジャズアレンジのうちでもとくにメロディそのものをジャズらしく変形する自動アレンジを目的としています。まず、第一段階目としてジャズアレンジの重要な要素であるリズムを変形させる手法を提案しました。まず、原曲とジャズアレンジされた曲のペアからなる多数の事例データを用意します。ジャズらしいリズムの変形ルールを、一定の長さで区切られたリズムパターン間の変化として考え、既存の事例データを利用して任意のメロディに対してジャズ特有のリズムに変形させます。

関連文献

  • 佐藤 直人, 酒向 慎司, 北村 正, "自動ジャズアレンジのための事例に基づくメロディ変形", 情報処理学会第78回全国大会, 2Q-06, pp. 457–458, Mar. 2016. 【大会奨励賞受賞】
  • 佐藤 直人, 酒向 慎司, 北村 正, "自動ジャズアレンジのための事例に基づくリズム転写", 情報処理学会研究報告 音楽情報科学(MUS), Vol. 2015-MUS-107, No. 21, pp. 1–2, May 2015. [CiNii]
  • 佐藤 直人, 酒向 慎司, 北村 正, "自動ジャズアレンジにおける曲の統一性を考慮したリズム転写", 日本音響学会2014年秋季研究発表会, 2-4-19, pp. 945–946, Sep. 2014.
  • 佐藤 直人, 酒向 慎司 北村 正, "自動ジャズアレンジのための事例に基づくリズム転写", 電子情報通信学会2014年総合大会 学生ポスターセッション, ISS-SP-396, p. 225, Mar. 2014. [IEICE]